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「平岡優先生追悼 第22回秋田県合気道連盟演武大会」が行われました

この時期は秋田県合気道連盟の第2回昇段審査会と共に演武大会が開催されます。

はじめに昇段審査会から始まり、受検者は初段が1名、3段が4名でした。

秋田県では、昇段審査は秋田県内の各道場の方々が居並ぶ中で行われます。

審査は受検者を指導した師範が行いますが、周囲が見守る中、厳しい目で行われます。

能代合気会から三段を受けた男性。

十分に稽古を積んできた方だと、一目でわかる体捌きでした。

それでも、わずかな間違いがあれば師匠の小川先生は静かな声で「もう一度」と言います。


同じく能代合気会から三段を受けた女性。

細い体からにじみ出る体幹の強さが素晴らしい。

最後に行われた組杖の演武でも、集中力が途切れることはありませんでした。







無事に昇段審査会が終わり、休憩をはさんだ後で第22回秋田県合気道連盟演武大会が行われました。


今回は昨年逝去なされた平岡優師範の追悼演武会となりました。

平岡優師範は、秋田県における合気道普及の礎を築いた師範であります。


奥様も演武大会にお出でになり、ご挨拶をいただきました。








平塚悟連盟理事長の演武です。

組太刀の一から始まる変化技でした。

基本を正しく稽古してはじめて、様々な変化技ができるのが合気道の魅力の一つです。






「合気道浩然館」の門下生も道場演武として参加しました。

私は門下生の受けをしていたため、写真が取れずゴメンナサイ。


これはそのあとで行われた武産塾合気道修練道場の組杖の演武です。

秋田大学合気道部OB同士として大先輩の受けをさせていただきました。



私の六段高段者演武です。

ここでも受けを秋田大学合気道部OBの後輩にお願いしました。

合気道をとおして、仲の良い先輩・後輩関係が続けていられることに感謝です。


座り技正面打ち一教~五教、半身半立ちで片手取り、両手取り、立技で肩取りの技を行いました。










武産塾合気道修練道場の先輩、塚田博志さんの六段高段者演武です。

同時に二人に両腕をガッチリとつかまれる「二人取り」でした。


50歳で入門し、現在76歳の塚田さんの演武は、稽古を積み重ねると無駄な力が必要なくなるということを証明しています。











私の師、武産塾合気道修練道場の横山清一道場長の七段高段者演武です。

事前の打ち合わせ稽古、一切ありません。

ただ、思い切り打ってこいとだけ言われて十分に間合いを詰めて思い切り打ち込んだのですが、、、ご覧のとおりです。





横山道場長の体を前後左右隙間なく6人で押さえ込んでいたのですが、、、人間の山ができました。


こうされても、痛みも、重さも感じないのが不思議です。






北嶋貞好連盟会長の演武です。

武器技を稽古することが体術の理合を説明できるのだということが、伝わります。









演武大会の後で、昇段をお祝いする祝賀会がにぎやかに行われました。


秋田県の有名マジシャン「烏賊鯖亭天遊」師による余興も。

赤いハンカチを2枚合わせて引っ張ると、なんとパンツが現れました\(◎o◎)/!




秋田県合気道連盟のよさは、いざというときの結束力ではないかと思いました。

先輩を敬い、後輩を大事にする、という上下関係だけではなく、道場同士のつながりもよい関係であることが、秋田県のよさだと思います。

素敵な演武大会でした。

このあと、武産塾合気道修練道場の演武会が12月に控えております。

「合気道は愛の武道」そして「稽古は愉快に」

皆さま大変お疲れ様でした。今後ともよろしくお願い申し上げます!


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