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執筆者の写真takemusu0402

令和六年度「秋田県合気道連盟第一回昇段審査会」が行われました

今年の4月、秋田県合気道連盟は役員改正が行われ、北嶋貞好会長をはじめとする最初の行事として行われました。


「能代合気会」「由利本荘合気会」からそれぞれ二名ずつ、初段の審査でした。

初段で合格すると黒帯と黒袴をつけることが許されます。


「黒袴は足の動きを悟られないため」「初段になって初めて、開祖の合気道に入門したことになる」と聞いたことがあります。

初段の審査は十分な稽古量を積むだけではなく、基本技を理解しているかどうかが問われる大事な審査です。


その審査内容は

体の変更

気の流れ

片手取り呼吸投げ各種

諸手取り呼吸法各種

座り技(固め技、投技)

半身半立ち技各種

立位技後技で(後襟取り、後両肩取り、後ろ両手取り)

武器取り(短刀取り、太刀取り、杖取り)

二人取り

二人掛自由技

座り技呼吸法各種

以上です。

但し「各種」「自由技」には、さらに多くの技数があります。


この膨大な技数を覚えるためには、臍下丹田(へその下)を意識した「半身」と呼ばれる姿勢を身につけ、「体の変更」という理合に則った動きを身につけて徐々に技数を増やしていき、さらに武器稽古(木剣・杖)で錬りに練っていきます。

合気道は子どもから高齢の方でもできる武道です。

但し、上達はこの基本技をきちんと学んでこそ、なのです。

とはいえ、いったんはまってしまうと夢中になるのが合気道の魅力です。

私の門下生(小学生女子)は体術はもちろん、武器技を嬉々として稽古しています(末恐ろしや(;^ω^))


本日の昇段審査会は十分な稽古量がうかがえる内容でした。

合格した皆さま、おめでとうございます。

そして、これからも地道に稽古を積み上げていきましょう!

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