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令和5年度「武産塾合気道修練道場演武大会」

更新日:2023年12月13日

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私の師 横山清一師範の「武産塾合気道修練道場演武大会」が12月2日(土)に開催され、「合気道浩然館」の門下生と参加しました。

稽古会と演武会の2部構成です。


「演武とは自分が稽古してきたものの表現です。楽しく自由にやりましょう!」と横山道場長のご挨拶。



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午前10時から約1時間、横山師範の指導で稽古会を行いました。


基本技「体の変更」から始まり、ベテランから初心者まで一緒の稽古。


私の門下生は初めての専門道場での稽古にドキドキでしたが、始まると「た~のし~!」と笑顔の様子。私も一安心!



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午前11時すぎ、演武会のはじまりです。

まずは六段の指導者演武。

高校から合気道を初めた40年超の大先輩です。


昔、真夏に「体の変更」という技だけで3時間一緒に稽古したことがありました。

今でも勉強になります。




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手前は四級の審査を間近に控えた方。

奥の白帯の方は、昨年から合気道をはじめて現在75歳の方。

もうすぐ四級の審査を控えて週3~4回、稽古しています。


道場に早めに来ては、入念に体を動かして臨んでいる努力の人。




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手前で杖取りの演武をしている方は11月に初段に合格した方。


合気道は入門後五級から始まり、初段取得してようやく黒帯に袴を付けることを許されます。


袴をはいての演武はこの日が初めてでした。おめでとうございます!



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奥左側の男性は、60歳から合気道を始めて17年の二段の方です。


早めに来ては、準備運動・武器稽古を行う熱心な方。

難しい「三十一の組杖」をマスターし、最後も決めました!





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秋田大学合気道部OB会長による座り技の演武。

受けは秋田大学大学院2年生です。


座り技は膝行(しっこう)という合気道独特の動きによる技。






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攻守交替して、大学院生の演武。

座った状態で相手につかまれる「半身半立ち」という技。

OB会長は親子ほど年の差の大学院生に「お前、おれを投げるのか?」と言いながらも、笑顔で胸を貸してくれました。


この大学院生、来春は修了式と昇段審査に向けて文武両道でがんばっています。



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女性同士の「三十一の組杖」演武。

右側で受けを努めるが私。

左側の取りを努める彼女は入門して10年以上。

当初は大きな音で打ち合う武器技が苦手だったのですが、今は稽古に来るたび素振りを黙々と続け、この技を覚えました。

演武後、次は受けの動きを覚えたいと早くも目標を話していたのでした。積極的!



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太刀取り演武。


合気道には素手同士で行う「体術」とお互いに木剣や杖をもって行う「武器技」の他、武器で打ちかかって来る相手を素手で制する「武器取り」があります。

防具をつけず、木剣で打ってくる相手を正確な体捌きで制します。




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後片手胸取りからの呼吸投げ。


合気道の技は相手の裏(うしろ)に入る技が多いことも特徴の一つです。








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この日3度目の「三十一の組杖」演武。


今年はこの技を演武する方が多いなあ、と思ったのですが、この技は基本の杖をやるうえで重要な稽古法です。

「基本の杖」と呼ばれる杖のさばきを正確にできてはじめてできるのが「三十一の杖」や「組杖」という技なのです。




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私は「組太刀の一」からの変化技を行いました。


受けは合気道浩然館「秋田テルサ合気道教室」の助手を務めている大学院生です。







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真剣モードの組太刀演武に続いて、合気道浩然館の門下生たちとは和気あいあいの体術演武。


実はこの日この場で一緒にやろうと声を掛けたので、どんな技をやるかは全く伝えていませんでした。

なのに、吹っ飛んだ彼に私もビックリ。

跳び受身、教えていないのに、、、?

優しく投げたはずなのに?


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私と共に武産塾合気道修練道場の指導員を努める六段位の太刀取り。

木剣で打ちかかってくる相手を制するには、正確な体捌きはもちろんのこと、「呼吸」も重要です。


腕力ではなく、相手と自分を呼吸で結んだからこそできる技。




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ここから第二部の招待演武。

「合気道浩然館」は小学5年生の女の子の演武で始まりました。

先月八級を取得したばかりです。

演武の技は「今まで覚えた基本の杖と体術をやりたい!」という彼女の話で決まりました。

「基本の杖」を技の名前を言いながら一から十まで、次に「十三の杖」を彼女が号令をかけて一緒に演武。


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武器技の次は体術。

八級審査の技を丁寧に行いました。


出番が来る前は「緊張します」とドキドキモードだったのでしたが、およそ40人の大人が見守る中、はっきりとした掛け声でやり通しました。

皆さまから、大きな拍手をいただきました!やったね!



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大人の女性二組は「秋田テルサ合気道教室」で稽古を始めた方々です。


「秋田テルサ合気道教室」は毎週火曜の稽古ですが、ここ武産塾にも通う方が増えてきました。

合気道にはまってくれて嬉しさ一杯、これからますます楽しみです!




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先月、四級、五級を取得した方々の演武です。

3交代の仕事で夜勤明けで稽古に来る方、片道1時間半かけて稽古に来る方。


稽古のペースは人それぞれですが、熱心な気持ちで上達しました!





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能代合気会は8人で参加しました。

秋田県内でも門下生の人数が多い道場です。


能代合気会の小川誠二会長の演武は流れるような動き。






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横手合気会の小松田紘史会長は後輩である秋田大学大学院生との演武。


大柄な方ですが、稽古会では浩然館少年部の女の子や初心者の方々と一緒に稽古をつけてくれました。






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青森道場の演武。


基本技こそが合気道の原点だと感じられる、丁寧な演武。


10月の武産会合同稽古会に引き続いての参加です。





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福島県いわき市の合気道志傳館 斎藤晋弥道場長の座り技演武。

受けは武産塾の若手です。


開祖植芝盛平翁の内弟子であった廣澤英雄師範の門弟でもあります。






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秋田県合気道連盟の松田健一会長演武。


ここ武産塾で長く修業した方です。


私の恩師の一人です。







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最後に武産塾合気道修練道場 横山清一師範の道場長演武。


なんと、一度に5人が木剣で打ちかかってきて・・・このあとは?!

続きは後日動画でご覧ください。






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演武会が無事終了し、午後2時から忘年会が始まりました。


横山道場長自ら獲り、捌いた鯛のお刺身にシメサバ、猟師さん特製の熊鍋も登場です。

これが楽しみで演武会に参加する人も多かったりして♡




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宴もたけなわ・・・あら、「いかさまマジックショー」が始まりました。

いかさまといいつつも、どうなってるのか本当に不思議な技を披露してくれました。


実はこの方、男鹿合気会の三段。週4回の稽古を欠かしません。

「秋田テルサ合気道教室」の影の応援者でもあります。



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翌日の稽古に控えて(?)道場に泊まる方々はカラオケモードに突入です。


やっぱり、この方の声は元気が出るのです♪







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デュエットを楽しむお二人・・・


あら、このアングル、カラオケ画面を見つめる老眼の私がお邪魔虫になっているではありませんか!



この日は23時までに約10人が道場で就寝したのでした・・・。



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12月3日(日)午前10時から初段以上限定の特別稽古会。


太刀の素振りから始まりました。








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「太刀取り」の稽古です。


約20人が稽古に汗をかきました。









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稽古の最後は体術「座り技呼吸法」。


稽古の始まりの技「体の変更」とともに重要な技です。

両手をつかんだ相手を押さず引かず、呼吸で結び、導きます。






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武産塾合気道修練道場演武大会および稽古会に参加した皆さま、準備や運営にご協力いただきました皆さま、大変お疲れ様でした。

また、演武会へのご招待及び稽古会の御指導などをいただきました横山清一道場長、ありがとうございました。

本当に楽しく、そして勉強になった演武会・稽古会でした。

皆さま今後ともよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました!


 
 
 

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