秋田県合気道連盟寒稽古会の3日目です。
この日は秋田県合気道連盟会長の指導日でしたが、都合により前半を「秋田カルチャースクール合気道教室」の平塚悟師範、後半を私が担当しました。
合気道浩然館少年部の稽古を終えて県立武道館に到着すると、「エイッ!」と皆さんの元気な掛け声。
前半の平塚師範の稽古は、木剣(ぼっけん)の稽古でした。
右半身・左半身の素振り、二人一組になって合わせの稽古、気結びの太刀でした。
組太刀と呼ばれる武器技はここから派生していきますので、この基本の稽古はとても大切です。
自分の剣の切っ先が相手の剣を受けるのではなく、相手の体の中心に向けるところ等、ポイントをおさえました。
後半の私は杖(じょう)の稽古を行いました。
木剣と同じように、組杖と呼ばれる武器技に向けた「基本の杖」を二十本、それぞれの要点をおさえながら稽古しました。
武器技は使い方に慣れると面白く見た目もカッコイイのですが、一つ間違えると大ケガを招きかねません。
正しい使い方を身につけてこそ、というところも大事なポイントの一つです。
合気道というと武器を使うイメージがない、という方もおられますが、決して珍しい稽古ではありません。
武器技は秋田県の合気道場ではどこでも必ず稽古しております。
覚えるまでには時間を要しますが、体術(素手で行う稽古)とのつながりがわかってくると、とても面白いのです。
20日(土)は15時半から17時半、前半を田中満師範、後半を私が指導します。
皆さまよろしくお願い申し上げます。
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