
青空の3月23日(日)、秋田県合気道連盟第3回昇段審査会がありました。
師の武産塾合気道修練道場(横山清一道場長)から二人の受験者がありました。
写真は78歳で三段に臨むKさんです。
60歳から合気道を始めた方です。
道場は最大週4回まで稽古できますが、
自分のペースを崩すことなく週2回、慌てず、急がず、休まず、コツコツとマイペースに稽古してきました。

この年齢になると足腰の動きが厳しくなるものですが、Kさんの動きは見ていて不安を感じるところがなく、地道な鍛錬の賜物といえます。
審査を務める横山師範(連盟名誉会長)は年齢を考慮して技数を減らすことなく、審査要項に則った技を次々と指示しました。
座ったまま投げ技をする(膝行)「座り技の自由技」です。

両腕に一人ずつつかまれた状態で行う「二人取り」です。
二人同時に投げても体がぐらつかない、その体幹の強さ!

「太刀取り」です。
頭めがけて振り下ろされる木剣を、正確な体さばきでとる技です。

「杖取り」です。
Kさんの受けをとった方は武産塾合気道修練道場の塚田博志(六段)です。
因みに塚田さんは76歳。
「武器取りは自信ないなあ、マズイなあ」というKさんを、塚田さんはずっと励まし続けました。
もちろんこの日の審査は手加減なしです。

「短刀取り」です。

「三人掛け」です。
一度に「横面打ち」「正面打ち」「突き」と三人から打ち込まれて投げ技を行う技です。
合気道はそもそも一対多人数を想定した武道です。
審査後半、体力的にかなり厳しい段階ですが、体が止まることはなく、投技が繰り出されました。

秋田県の三段審査では、武器技による「演武」も行います。
木剣か杖のいずれかを受験者が選びます。
Kさんは「三十一の組杖」を行いました。
相手から杖で突かれたり打ち込まれたりする攻撃を、巧みな杖さばきで払ったり返し突きをしたりする高度な技です。

演武のほかに、「指導」を行います。
これは技の説明をしながら見取り稽古を行うものです。
三段は昔、「免許皆伝」といわれた段位です。
人に指導できるだけの力量をもった段位、ということなのです。
基本技「正面打ち一教」を指導しました。
横山師範の「やめ!」の声で終えた審査会。
最後に周りから大きな拍手が沸き上がりました。
この日、審査を行った横山師範が一番緊張していたのかもしれません。
実は横山師範、「三人掛け」まで審査を終えたところでホッとして、「演武」と「指導」を言い忘れてしまったのでした(もちろん、すぐ気が付いて行いました)(*^-^*)
結果は「合格」です!
審査講評では「自分が78歳で三段の審査を受けられるとは思えない」「年齢よりも若く見えた」という声がありました。
Kさん、これからもマイペースに、楽しく稽古していきましょう!よろしくお願いします!
そして皆さま大変お疲れ様でした\(^o^)/
もう一人の三段審査の受験者は女性でした。
次回のブログをお楽しみに(^^♪
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