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武道家とは


写真はアメリカのミネソタ州で合気道の指導をしているマーク・ラーソン師範です。

先月恩師の墓参のため4年ぶりに来日、武産塾合気道修練道場(道場長:横山清一師範)に来てくれました。


日本で合気道を修行したいと、ミネソタ州立大学秋田校に留学する傍ら合気修練道場(故・河辺茂師範)で合気道を始め、合気道開祖・植芝盛平翁が晩年修練した茨城県の岩間道場(故・齋藤守弘師範)で内弟子として修業した方です。


実は私と同じ歳のマーク師範。

大学生のときの私は周りについていくのがやっとで、彼を「すごい人がいるなぁ」と遠巻きに見ていたものでしたが、

「覚えているよー」とのこと。

あれから何十年、、、今ここでこうして会える奇跡。


数年前に車の事故で足に大けがをしたとのことでしたが、2019年に日本武道館で行われた全日本合気道演武大会で見事に復活。偶然、演武の順番が私の前でした。


そのときの演武が素晴らしかったと伝えると、「あのときはここがダメだった。まだまだだよ。」とのこと。

合気道の数多くの基本技一つ一つを一切妥協することなく稽古。

高段者になっても「これでいいんだ」と甘んじることなく、ますます自分に厳しく、それでいて周りへの感謝や気遣いを忘れることがありません。

武道家とはこのような方だと思います。


今後は自分の道場を建築予定との事、きっと、素晴らしい道場になることでしょう!

マーク・ラーソン師範、ありがとうございました!

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