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合気道~20年ぶりの昇段審査

更新日:7月22日

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30℃以上の気温が続く秋田市。

7月21日(祝・月)秋田県合気道連盟第一回昇段審査会が開催されました。

今回、当道場からの受験者はいませんでしたが、能代合気会(小川誠二会長)他から3名の受験者があり、武産塾合気道修練道場(横山清一連盟名誉会長)と6人で参加しました。

秋田県内11団体の道場から50人超が集まりました。

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審査会は初段の受験者2名から始まりました。

能代合気会からの受験者は、高校3年生の女性でした。

小学生からずっと、稽古を続けてきたとのこと。

十代とは思えない落ち着いた動きでした。

固め技(おさえ技)でも膝の位置、手のつかみ方、どれも丁寧でした。


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合気道では、初段から黒帯に黒袴をつけることを許されます。

高校を卒業するまでに初段を目指していたという高校生。

一度に二人の男性に両腕をつかまれる「二人取り」という技も、動じることのない体さばきでした。

この日までにどれだけ稽古してきたかがわかります。

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次は弐段を受検するYさんの審査でした。


この女性は昔、私が能代合気会に出稽古に行っていた頃からずっと地道に稽古を続けてきた方です。

勤めながらやがて結婚し、子ども二人を育て上げ、初段からようやく20年。

やっとこの日を迎えました。



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審査長を務めるのは能代合気会の小川誠二会長。

自分が指導してきた弟子を、他道場が大勢見守る中で審査を行います。

少しのミスも許さず、静かに「もう一度」というだけ。厳しい目で見守ります。

対するYさんはすべて一つ一つ、指示された技を行いました。


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突出していたのが、多人数掛でした。

一度に三人が前後左右から正面打ち・横面打ち・突きで打ってくるのを巧みにさばいて投げ技を行う高度な技です。

ここでも息を肩で切らせる様子もなく、落ち着いた動きでした。

私は三段の審査ではないかと思いました。

素晴らしい!

彼女の旦那様も、多人数掛の受けとして参加しました。

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審査会のあとは北嶋貞好連盟会長による太刀の稽古会でした。

北嶋会長「合気道には武器技と体術の両方が必要なのです」

組太刀の一から四、それぞれの変化技を稽古しました。





審査会の講評では受検者の三名ともに十分な稽古量がうかがえたということで、全員合格に決定しました\(^o^)/おめでとうございます!

特に弐段の受験者Yさんは、週4日稽古をしてきたとのこと。

なんという意気込み。頭が下がります。

ここまで受験者を導いてきた各道場の先生方も、まずは一段落かもしれません。

私も「楽しく質の高い稽古」を目指し、明日からの稽古に向けてがんばります!

皆さま大変お疲れ様でした!


 
 
 

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