「合気道浩然館」と「武産塾合気道修練道場」におけるQ&A第2弾です。
前回はじめてQ&Aを出してから、「こういうことは覚えておきたい」「思い込みがありました」というお言葉が聞かれました。
今回もQ&Aの内容ゆえ、少しお話が長くなります。
御承知おきください。
Q1:上下関係は厳しいですか?
掃除は下っ端がやるものなのでしょうね?
A1:場合によります。
「礼法」としての上下関係は大事にしております。
例えば、専門道場では神前に向かって右から左へ(上座から下座へ)と先輩から後輩の順に正座します。
この順に整列して二礼二拍一礼して稽古の開始、または終了となります。
他道場で稽古させていただく場合はそこの道場長の指示に従いますが、何も言われなければ一番左側(下座)に座ります。
掃除は「稽古をした道場を清める」意味があります。
従って、初心者であろうと高段者であろうと一緒に掃除します。
私の師の道場「武産塾合気道修練道場」では横山道場長も掃除をします(長年の稽古で膝が悪く、雑巾がけをなさろうとするときは全力で引き止めます(;^ω^)。
私はトイレ掃除が趣味です。
Q2:袴(はかま)姿がかっこいいなあ!という動機で始めてはダメでしょうか?
A2:かっこいいといわれて嬉しく思います。もちろんよいですよ!
私も合気道を始めたころの先輩方が男女ともに素敵な方々ばかりでしたので、正直「憧れ」でやっていたようなものでした。
今も「先生(なんと私のこと)のようになりたい!」と始めてくれた若い女性がおります。
嬉しい限りです。
Q3:運動神経がなくてもできるでしょうか?
A3:できますよ!
私は小学~高校で体育の授業の成績はいつも「もっとがんばりましょう」または「2」でした((+_+))
合気道をはじめるまで運動部というものに御縁がありませんでした(避けていました)。
そんな私がなぜ続けてこられたのか?
合気道は「争わない」武道です。
→勝ち負けがありません。
「小さな力で大きな力を制する」武道です。
→体格差、年齢差を問わずにできます。
本人の力量に合わせて、マンツーマン指導を受けられます。
→ゆっくり覚えていきます。
体格差、年齢差を問わずいえることですが、素直な心で学び、稽古回数を積む方はどんどん上達します。
運動神経が良い方はもちろん早く技を覚えます。
が、指導者の話を聞かずに自分勝手な稽古をしたり、稽古回数が少なかったりする方は上達しません。
地道に稽古を積み重ねた方が、間違いなく上達します。
かくいう私も「素直な心」になれたと言えるかどうか・・・(#^^#)
死ぬまでかかりそうですわ。
以上、Q&A第2弾でした!
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